童貞、というとマイナスなイメージがつきまとっています。 「女性との肉体的経験がない」からはじまり、「⚪︎⚪︎童貞」といったように、何か未体験なことへの蔑称あるいは自虐としても使われます。 男性にとって「童貞…
前回、思い立って作品を掲載しているwebサイトをREST API + NuxtでSPA化してみた。 Web作業メモとか ただ、作品詳細のmeta情報は活かしたいのと、ドメインの下層ディレクトリも活かしたい(SSR化できな…
人はみんなカッコつける生き物です。 音楽系、たとえばバンドだったらその音以上に、見た目が重要だったりします。ボーカルのルックスで、それが売れるか売れないか左右するのはよくあること。 オーケストラでもそうです。演者も客もビ…
作品を掲載しているウェブサイト(tetsuro-ohashi.com)をリニューアルしようと思い立ちデザインを検討。 みんなが使い慣れていて、自作のアイデアの「拡散したり受容するイメージ」が伝わる(っぽい)ものはなにかと…
松本人志のことで色々騒がしいですが、個人的にはこの騒動、どうでも良いです。芸能人のスキャンダルって興味ないんですよね、我々の生活に関係ないし。 ただヤバいと思うのは、メディアによって右往左往している人たち。 主にSNS系…
私は、うるさいのが嫌いです。 渋谷に代表されるような東京のビッグタウンには、やかましくて近寄りたくもない。 ジョン・ケージはそんな東京のノイズが「心地よい」と言っていたと記憶しますが、私には心臓を圧迫するような騒音意外に…
「ファッションの流行は、1年前から決まっている」 ということを聞いたことがありませんか? 実際、そうです。 すべてはニューヨークはマンハッタンにある5番街(Fifth Avenue)や、パリのシャンゼリゼ通りの住人たちが…
「文化的」なる言葉は、私の仲間内ではある種の慣用句というか、まあよく使われます。 プラスで使われることもあるし、マイナスな意味合いの時もあります。 いや、どちらかと言えば、茶化す意味合いが強いかな…… たと…
ジャン=ポール・サルトルは『存在と無』において、こんな事を書きました。 ――もっとも猥褻な肉体(つまりエロいこと)とは、縛られた女の肉体である。相手の肉体が、すなわち自由を奪われた肉体だからだ。」――(筆者要約) サルト…
作品として作っているペーパークラフトは、基本的に仕組みは同じでも3パターンくらいある。 1. 目の前の物を観察して作る 自分の持ち物などを測りながら、そのものの形をなぞる。 そのものの事を知っているようで寸法すら知らなか…
レースとしては破綻していたベルリンe-Prixでしたが個人的には結構面白いなと見ました。 全員が全員、一番いい場所を確保しようとして渋滞していました。 更に狭い壁に挟まれたコースで何台も横並びになりながらじわりじわりと他…
SSUUの第6回です。円安物価高のLAで考えたあれこれをお話ししています。Spotifyプレミアムでの聴取をお勧めします。
SSUU第五回です。近所に新しく出来た個室サウナに入りながら、映画「こちらあみ子」についていろいろと考えました。映画評論ではないですし、自分の気になった箇所をピンポイントで話しているので映画を観てない方には厳しめの内容に…
私が生まれてからずっと住んでいた家(実家)は、異質な家です。そのことは、物心ついた頃からわかっていました。だって、毎日3000人の観光客が玄関の前で大騒ぎしてるし、廊下の床が凸凹してるし、家の中には真っ直ぐな線が存在して…
SSUU第4回です。今回もSpotifyプレミアムでお聴きいただく事を強くお勧めします。
経堂で20年前にいったラーメン屋を探し、ラーメンを食べる極めてシンプルな行動記録です。誰が喜ぶ他人のメシ、インターネットブルース。音楽がフルで聴けるSpotifyプレミアムでの聴取をおすすめします。
昨日の夕飯にだるまやという定食屋に連れて行ってもらいました。人気で激混みでしたが、それも納得の美味しさでした。 食べたのはヒレカツ御膳です。タレのゴマや器の良さなど、細かなクオリティが丁寧さを感じてとても良かったです。 …
連休はアトリエで制作の日々を送ってます。 借りている場所の目の前が石引通りなのですが、そこで御山まつりが開催されていました。 地域や土地の由来を伝える様な祭りを札幌で体験した事がなかったので大変新鮮でした。
若きデビッド・リンチはオーストリアに美術留学したのですが、たった15日でアメリカに帰国したそうです。 理由は、「ウィーンの街並みがキレイすぎるから」とか、「マクドナルドが少なすぎる」とか、諸説あります。 再…
夕飯を食べていたら美術館のキュレーターとその企画のために滞在している作家がパスタ料理大会を開催!卵白を使わないカルボナーラとレモンとしらすのペペロンチーノの対決で、すこし食べさせてもらいましたがどちらも美味でこの場はドロ…
ウィーン生活は相変わらず慣れません。 きっと、慣れずに滞在を終えるのでしょう。 基本ロンリーな生活を送っているのですが、さすがに「誰かと合わんといかん」と思い、近場のアイリッシュ・パブに通っています。 それ…
SSUU第二回は昨日他界したJLGに関する極私的なおしゃべりです。やはりおしゃべりや編集は酷いので音楽がフルで聴けるSpotifyプレミアムでお聴きいただく事を強くおすすめします。
9/13 展示会場のギャラリー無量にいきました。富山も初なのですが、散居村を展望台から見たり、たくさんの神社を見たりと新鮮でした。 今日はやっと芸宿に出入りしている人たちとしっかり話ができました。(吉川さんありがとう!)…
ポッドキャスト「散歩しながら歌う唄」(SSUU)の第一回です。書き出しをミスったせいでトラック数がエグい事になっていていろいろヒドいですがとりあえずアップします。ブラウザで聴くと私の喋りしか聴けないという地獄のような事に…
土地勘がなく地形を掴めていないので、目的地までの距離感が思ってた感じと違ったり、予期せぬ坂があったりします。 展覧会タイトルを検討する中で「五里霧中」という案が出て、その時に里の単位を調べたのですが、一里=徒歩一時間かか…
もしもしこんにちは、盤平連の西山です。 随分前に用意してもらっていたのに全く投稿していなかったこのブログですが、リッケンさんの海外移住をキッカケに何かアップしていきたいと考えるようになりました。 ポッドキャストとかの音声…
今日はノーゴキでした🪳 今日は試作以前のテストみたいな事をして、暑すぎて人間もスマホもオーバーヒートしたので途中で断念しました。 県立図書館に行ってジェンソンバトンの自伝の冒頭をチラリと読んで(レーススタートまでのフロー…
ウィーンは世界一住みやすい街だそうです(2回目)。 が、タオル1枚を求めて街中歩き回った私からしたら、そんなこと全く思いません。 そもそも、「タオルを買い求める」という経験をしたのは生まれて始めてです。 ユニクロや無印、…
今日は昼過ぎまで雨が降ったので、仕事しつつ部屋の大掃除をしました。 小立野は台地ということを知らず、高低差のほぼない街から来た危機感のなさでGoogle Mapで見た道のりを自転車で行くと、どの方向にも急な下りがあるので…
今この文章をオーストリア・ウィーンで書いています。 なんでウィーンなのか? それは長くなるので別記しますが、とりあえず今は3日目。 あと360日ぐらい滞在します。 つまり約1年間。 今の心情を…
石川県立図書館に行きました。すべての本を一望できることと、工芸品や美術作品が点在していたり、名作椅子があるので、文化アスレチック感があってよかったです。 今日のハイライトは、また床にゴキがいて仕留めたのですが、もしかした…
9/30から富山で開催されるグループ展の準備と滞在制作のために9/7から金沢滞在し、芸宿に宿泊することになっています。 初日ハイライトは、同時期滞在しているアーティストに私の滞在の情報が伝わっておらず、私が突然現れてもの…
最近作品のマッチョさについて考えている。 友人の作家から「ペーパークラフトの作品はマッチョ」と言われ、本人のニュアンスとは私の受け取り方が違うところもありつつも、確かにと思った。 ピースシリーズを作品らしく作ろうとしたく…
「日写」と称する私のスナップ撮影については以前書きました。 ・モノにどうグッと来るか?―スナップ写真による日写のすゝめ それからちょい忙しくなったり飽きたりで、スナップから遠ざかっていました。…
私は今年2021年からF1視聴を始めました。 見始めたきっかけはF1ドライバーには賛否両論あるNETFLIX制作のドキュメンタリー、「Drive to Survive」(Formula 1: 栄光のグランプリ)です。 人…
先日、同郷出身のキュレーターが、私に息を吸い、吐くようにキュレーションをしろと言った。 酔ったノリか本気か自分も含めてどうだったのかわからないが、ある意味当たり前なことを改めて言っているようでもありながら、私はすっかりそ…
言葉を絶する瞬間――そんなこと、誰しも経験したことがあるかと思います。 腹ペコ状態の過食、性的絶頂、目標達成、ドラッグ過剰摂取……などなど。 私の場合は、例えばサウナにギリギリまで入って、水風呂に浸かった瞬間です。キリス…
先日知人に、どのように(どの部分で)ペーパークラフトをアートとしているのかといったような問いをもらいました。 ペーパークラフトの誰でも知っていて想像できてつくることができる技法に魔法は存在せず、だからこそ特権的な物体にな…
この頃、私は常にカメラを片手に外へ出ています。 39度のとろけそうな日でも、パシャパシャとにかくスナップ。 目的やコンセプトなんてものはありません。気になった「モノ」があったら、ただシャッターを切るだけ。 1日2、300…
最近は週1,2レベルで美術館やギャラリーを回るようになりました。 東京にはアート施設が山ほどあります。 そのため、展示の回転も早く、習慣的に足を運ばないと見逃してしまう企画が多いのです。 私がよく行くジャン…
自慢をするのですが、もし私が検事になっていたら、間違いなく出世していました。 なぜなら、私は他人のイヤなところを瞬殺で発見してそれを指摘するのが、メチャクチャ得意だからです! いや、「得意」なんてレベルの話…
月に30〜50冊ほど、私は本を入手します。 1日に1.5冊の頻度ですね。 新本、古本問わず、自分が興味持ったものは、片っ端から手に入れます。 なので、ジャンルはバラバラ。 主に、音楽やアート系…
1, Illustratior×マンパワー(自力で計算) イラレで三面図などを作成して、展開図は円周、角度から計算しつつ頑張る。 今思うと地獄の所業。 テクスチャ貼りもすべて自力で・・・。 2, Sketc…
2021年になりましたが、世の人々は相変わらずコロナで頭が一杯なようです。 特にメディア! 彼らは視聴率や部数が稼げればなんでもします。 国民という愚民どもがパニックになればなるほど、笑いが止まらないのです。 愚民は愚民…
ゲーム内でリアルな空間を移動できたり広大な世界を冒険したりできるが、触れる感覚がほぼ無いので没入感が得られないことが多い。 ゲームによって触れる度合いが違ってくるので、いくつかのゲームでの所感をまとめる。 グランド・セフ…
わたしが、アートというか、芸術というか、まあその筋の世界に入ってしまって、来年(2021年)で早20年を迎えます。 目に見えない入れ墨は、首元から足首まで見事に彩ってしまいました。 なにをもってその世界に「…
「断捨離」は未だブームのようですね。 その一方わたしは、コレクション(収集癖)についてよく考えており、また実践しております。 収集……それも生存に関係ないコレクト……これは、人類特有の行動です。 犬や鳥も収…
私は今は絵を絵の具で描く予定はなく、絵画の形にする事にもあまり興味を持っていない。絵の具で描いた絵を、やっぱり絵具で描かれているといいよと肯定してくれたり、村上隆やMr.を例に、彼らは絵画として描いているからこそ美術品と…
21世紀になってから20年近く経った。 2001年の同時多発テロで幕を開け、対テロ・イラク戦争、北朝鮮情勢、大震災と原発事故、そして目下進行中のコロナ騒動……と、密度が高いことに遭遇しているし、これからもきっと想像しない…
デビッド・リンチのドキュメンタリーに『アートライフ』(2018年)というのがある。 リンチといえば、『イレイザー・ヘッド』、『エレファント・マン』、『ブルーベルベット』といったカルト映画の巨匠というイメージが強い。 しか…
言葉を使った生業をしているせいか、言語については否応なく考えてしまう。 それはたとえば、母語である日本語や外国語学習など身近なことだったりもするし、ソシュールやチョムスキーといった言語学、そして「クレール語」や「言語のル…
私たちは造形物の表層の良し悪しや気持ちよさだけではなく、その造形に至った思考と動機を読み解かなくてはいけない。作品としての評価は原因から結果までを含める総合的なものだ。 シンクロ率の高い動きや職人技による造形はキッチュさ…
小学校低学年の頃、図工のクラス発表で、先生からこう言われた。 「この絵で工夫したことはなんですか?」 わたしは言葉に詰まった。言っている意味が、まるで分からなかった。 工夫って? 水彩絵の具を使って、適当に描き散らしただ…
人間が「記録」を行うようになったのはいつからだろう? 文字の歴史を紐解けば、紀元前7世紀ごろには原文字が使われていたという。ヒエログリフ、シュメール文字、クレタ文字といった世界史でお馴染みのやつは、それから数千年後、紀元…
村上龍の自伝的小説『69』に出てくる音楽喫茶のマスターが、こんなセリフを発する。 「なんで俺は黒人に生まれて来なかったんだ…!」 ジャズやファンクやロックなどを大音量で聴いて感極まると、泣きながらそう嘆くのだ。 後日談に…
先日twitterで#検察庁法改正法案に抗議しますというタグを著名人含め多数投稿された。 同時にこんな事意味があるのかという意見もありつつ、理由を簡潔に説明した図なども拡散されていったその様子を、まるでデモのような状態だ…
作品の構成する要素を考え、作品としての強度とその良し悪しの判断の材料とする。 造形としての好みは一旦置いておいて、作者の動機を元に考えてみると ノリ 論考 ジャーナリズム が大小の円としてベン図のように重なっているよう…
「音楽に触れる、とは一体なんだろう」とよく考える。 そして考えれば考えるほど悶々とし、「まあどうでも良いからなんか聴こう」となって曲をかけるが、また「でもなんで…?」とループに陥る。 我ながら、無為なことをしているな、と…
都市景観を研究している人が、「景観は作らさるもの」と言っていた。 作らさるは北海道弁で、結果としてそうなったものと言ったようなニュアンスだと思う。 絵として描かれた風景が、実際にある風景のように振る舞うため…
私たちがものを見る時に得られる情報は、そのものの表面だけだ。 木材を見たときに、それが木材のようであるということまでしか見るだけでは確認できない。 触れたら素材特有のザラつきを受け取り、木材だと断定できるかもしれないが、…
人類最古の楽器は、約4万年前に作られたフルートっぽい笛らしい。 素材はマンモスの牙や、ハゲワシの骨など。 こういったものを作っては「音を奏でる」ことにより、頭脳的にも文化的にも長けた現生人類=ホモ・サピエンスは、ネアンデ…
私たちが見ているイメージの大半は、そのものの本質では無くなってきている。 twitterを上下に移動し、スマートフォンの僅かな画面という隙間を一瞬で過ぎ去るタイムラインの写真。彼女らの自撮りや彼らの発見の記録を二度と見る…
言葉のない世界、というのをよく考える。普段言葉とされるもの、すなわち意味を有する記号は、すべて音に帰し電波を発する世界であるが、それがなかったとしたら? つまりこんな世界だ。 ……人々の口から出るのは、「あ…
このごろ興味関心を寄せているテーマのひとつが、「感覚」だ。感覚、とひと言で表しても、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚と5つもあるし、超越的な感覚、いわゆるシックス・センスなんてのもある。 とはいっても、これらが定義されたのは…
2019年5月3日から6月15日(延長して28日)まで個展をした。その展示にステートメントを置かなかったので、今ここで語ってみる。 緩やかなつながり 僕の興味は必ずしも一つではなく、一つに絞ることも出来ない。まるでベン図…
音楽・アート・ブログなど、様々な情報をお届けする新しいコンテンツ「双葉レコーズ」が本日よりリリースされました!