先日知人に、どのように(どの部分で)ペーパークラフトをアートとしているのかといったような問いをもらいました。
ペーパークラフトの誰でも知っていて想像できてつくることができる技法に魔法は存在せず、だからこそ特権的な物体にならない特徴があると思っています。
また、わざわざペーパークラフトでものを再現するバカバカしさの大ボケの冗談をただやりたいだけでもあります。
(トーマス・デマンドの作品は最終的に写真とするところに魔法や特権が見え隠れする印象があります。バカバカしさは同じかも。)
「はい、ここにナゾおいておきますね」みたいに目の前でアピールするみたいにこの技法を使っちゃってるなという反省はあります。こんな見え見えの罠、みたいな・・・。