レースとしては破綻していたベルリンe-Prixでしたが個人的には結構面白いなと見ました。
全員が全員、一番いい場所を確保しようとして渋滞していました。
更に狭い壁に挟まれたコースで何台も横並びになりながらじわりじわりと他の車との関係を探るレースでした。
ですが、最終的にはできるだけ上位でフィニッシュしなくてはいけないという。
バッテーリーマネジメントと順位の関係はこれまでも同じですが、攻めたレース設計によってより際立った印象です。
そのレース設計が、エコロジーのための効率の競技としてのコンセプトと非常にマッチしていたように思えました。
最速合戦ではない全く別の競技として見るなら、結構面白かったです。
全車が近い中で起こってしまう椅子取りゲームのような接触もまた、場所取り合戦競技を面白くなる一員ですね。
椅子取りゲームも同じ椅子を取り合う瞬間が楽しいのと同じで。