青乃 早希
音楽屋/文章屋/快楽探究家。人生という長い暇つぶしの中、いかに退屈しないで楽しんで生きるかを考えてます。
2021年になりましたが、世の人々は相変わらずコロナで頭が一杯なようです。 特にメディア! 彼らは視聴率や部数が稼げればなんでもします。 国民という愚民どもがパニックになればなるほど、笑いが止まらないのです。 愚民は愚民…
わたしが、アートというか、芸術というか、まあその筋の世界に入ってしまって、来年(2021年)で早20年を迎えます。 目に見えない入れ墨は、首元から足首まで見事に彩ってしまいました。 なにをもってその世界に「…
「断捨離」は未だブームのようですね。 その一方わたしは、コレクション(収集癖)についてよく考えており、また実践しております。 収集……それも生存に関係ないコレクト……これは、人類特有の行動です。 犬や鳥も収…
21世紀になってから20年近く経った。 2001年の同時多発テロで幕を開け、対テロ・イラク戦争、北朝鮮情勢、大震災と原発事故、そして目下進行中のコロナ騒動……と、密度が高いことに遭遇しているし、これからもきっと想像しない…
デビッド・リンチのドキュメンタリーに『アートライフ』(2018年)というのがある。 リンチといえば、『イレイザー・ヘッド』、『エレファント・マン』、『ブルーベルベット』といったカルト映画の巨匠というイメージが強い。 しか…
言葉を使った生業をしているせいか、言語については否応なく考えてしまう。 それはたとえば、母語である日本語や外国語学習など身近なことだったりもするし、ソシュールやチョムスキーといった言語学、そして「クレール語」や「言語のル…
小学校低学年の頃、図工のクラス発表で、先生からこう言われた。 「この絵で工夫したことはなんですか?」 わたしは言葉に詰まった。言っている意味が、まるで分からなかった。 工夫って? 水彩絵の具を使って、適当に描き散らしただ…
人間が「記録」を行うようになったのはいつからだろう? 文字の歴史を紐解けば、紀元前7世紀ごろには原文字が使われていたという。ヒエログリフ、シュメール文字、クレタ文字といった世界史でお馴染みのやつは、それから数千年後、紀元…
村上龍の自伝的小説『69』に出てくる音楽喫茶のマスターが、こんなセリフを発する。 「なんで俺は黒人に生まれて来なかったんだ…!」 ジャズやファンクやロックなどを大音量で聴いて感極まると、泣きながらそう嘆くのだ。 後日談に…
「音楽に触れる、とは一体なんだろう」とよく考える。 そして考えれば考えるほど悶々とし、「まあどうでも良いからなんか聴こう」となって曲をかけるが、また「でもなんで…?」とループに陥る。 我ながら、無為なことをしているな、と…
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