最近「ただ済ます行動」になっている事がありませんか?
自販機でジュースを買い、ピピピという音に「当たらないけど、当たるかも?」とか。
暑い日アイスを買って食べる時にひょっとして当たるかも!?とか。
公園のブランコをふと見て乗りたくなる衝動、、、とか!
大人になり目的地の為だけに専心して、何かがこぼれ落ちてしまったならば、もったいないと僕は思います。
ちょっとしたワクワク感は大事にしたいですよね。
……しかし、です!
「ワクワク感」って、そもそも何なのでしょう?
私なりの例を出してみましょう。
子供の頃、みんなで当り付きのお菓子・アイスに「当たれぇ!」と期待度MAXで食べていた。
全然当たらないんだけどね笑
しかし!稀に仲間の誰かが当たるんですよ。
当たったらまるで当てた彼はヒーローのようになって皆で、「ウェーイ!」と盛り上がってました。
みなさんも経験があるのでは?
同じく当たり付き自販機ジュースでもお金を入れて「ガコン!」からのピピピピのデジタルくじ...これもそうでしたね。
「当たれ!当たれ!」と、心の中でコールしてました。
もうすこし大きくすると、バイト経験をして初めて給料を頂いた時。
これから何に使おう?という気持ち。
「ぐぐぐ…いえーす!」
と高揚したはずです。
他にもあります。
たとえば、お店で頼んだラーメンが運ばれて来た瞬間。
あるいは、映画館でいざ本編が始まる前の暗転したとき。
それはもう、本当にワクワクするのです!
海外から有名なアーティストやバンドのコンサートに行った時もそうです。
某夢の国に行くなんて、出かける前からイベントでしたね。
お金こそかかりませんが、道をただ歩いている時も、
「おや?ここでこんなプランターがあったんだ」とか、休日ベランダで夕暮れを眺める時なんか。
秋の夕暮れはため息は出るほどに素晴らしい。
オレンジ色(橙色)が広がっていくのは幻想的で、これも童心を思い出しワクワクします。
100円でも大人と子供のお小遣いではスケールが違います。
しかし、大人になって似た価格帯のアイスを頬張るとき、「どうせ当たらない」と、棒すら見ずに捨ててポイっと捨てる事がありますよね。
それはもったいないかな、と思うのです。
食べてる間、いや当たりか否か分かるまで、「当たったらいいなあ」と食べることでより一層楽しくなるのがアイスタイムなんです。
当り付き自販機で「ガコン!ピピピピ」と鳴っていても商品を取りだし、結果が出る前に目的地へ歩き出すことも多いでしょう。
確かに当たらないのですが、ほんの食べてる時ちょっぴり思えたら、どうでしょう?
もちろん、仕事で結構時間に迫られている等、大人は忙しいです…
それは仕方ないですね。だってそれどころじゃないんですから。
母、子供数人、家事に子育てに追われている、買い物も目が離せない。
このような時は無理して景色を眺めろ、など伝えたい訳ではないのです。
しかし、忙しいし急がなきゃ、という方達のスキマ時間に行う散歩やコンビニ行く合間にちょっと周りへ目を向けてくださいませ。
いわば童心を持つこと。
素敵な発見が、あなたを待っていますよ。